一般的な三つ葉
年末に土耕栽培の「軟白三つ葉」、春の「根三つ葉」などがごく一部流通していますが、市場流通している三つ葉の殆どが水耕設備を使った栽培がおこなわれています。
水耕栽培は安定供給には向いていますが、細胞が荒く仕上がりやすく、香りを上げるのが難しい傾向です。
天然三つ葉の美味しさ
地方の道の駅に春の一瞬だけで回ることがある「天然三つ葉」
さっと茹でてお浸しにすると香り良く、密な食感で箸が止まりません
この味を土耕栽培で再現したいという思いで取り組んでいます。
特徴を最大限出せるように
土耕栽培だから美味しい!という訳でありません。
土づくりや潅水の管理で食味、香りは大きく変わります。
まだまだ、天然の三つ葉ほどの味には達することができていませんが、生産現場スタッフが毎年天然物を食べ、その味に近づくように努力しています。
使いやすいサイズ
大きく縦に伸びた三つ葉ではなく、我々の三つ葉は葉っぱと少しの軸だけ。
消費者の方にはカットせずに使える、見栄えの良い葉っぱ中心という利点があり、生産する側も栽培期間が短縮でき、管理しやすいという双方の利点があります。
年末にしっかり販売できる三つ葉
我々が栽培する「土耕三つ葉」は年末だけです。
一年で一番の需要期にむけて栽培。
味の面だけでなく、冷蔵庫で3週間保管しても「黄変」「トロケ」が発生しない品質を目指して栽培 されており、年末に小売店さんからも「安心して販売できる」と大変好評をいただいています。